一般的な鉄フライパンと違い、鉄に錆びにくくする窒化加工を施していますので、錆び防止のために油を塗る必要がなく、収納する際のひと手間が不要です。
窒化加工とは、鉄フライパン本体に窒素を浸透させて表面を硬化し、強靭な鉄にする加工法です。
一般的なコーティングフライパンのように表面に塗布しているわけではないため、剥がれる心配はありません。
窒化加工は鉄に窒素を浸透させ、表面を硬化し強靭にする加工技術です。
人体に害のない物質なので安全です。
窒化加工を施しているため、表面がグレーの色合いになっています。部分的に模様のような色ムラや細かい傷が生じることがありますが、窒化加工の熱処理によって浮き出るもので、性能・安全性に全く問題はなく、製品の不良ではありません。
ご使用いただけます。ただしIHで最初から中火で加熱すると、IHコイル部分のみ温度が急上昇するため、それ以外の部分との温度差が生じて、底面の変形が起こる可能性があります。
弱火からゆっくり加熱してください。
底面の変形・ハンドルのぐらつき(破損)・腐食は修理することができません。
また、スーパー鉄は保証対象外の製品です。
フライパンの表面に塩分などの調味料が残った状態が続くと、そこから腐食が始まり、削れたような窪み(孔食)の発生に繋がることがあります。調理後はなるべく早く別の容器に移し、しっかり洗浄してください。
なお、発生した孔食の修理はできません(保証対象外)。孔食ができた場合、貫通していなければご使用いただけます。孔食の進行を防ぐために、しっかりとこすり洗いをし、油ならしをしてからご使用ください。
鉄=強火のイメージはありますが、中火で十分です。強火で加熱すると予熱時に熱ムラが起こり、調理中に食材が焦げついてしまいます。
また、底面の変形が起こる可能性も高くなりますので、必ず中火以下でご使用ください。
はじめにフライパンを十分に温め、油をしっかりなじませてから調理を開始してください。
基本の火力は「弱火~中火」です。焦がしそうな場合など、調理によっては火を止め(フライパンを熱源からはずし)、余熱で調理してください。
しょうゆなどの調味料は焦げつきの原因になりますので、チャーハンなどの調理では調味料を最後に入れ、手早く仕上げることもポイントです。
また、食材によっては火力が強すぎると、表面だけが焦げます。ホットケーキやお好み焼きなど中までしっかり火を通したい料理はフライパンを温めた後、弱火から極弱火に火力を落とし、じっくり焼き上げてください。
「フライパンが熱ムラなく十分に温められていること」「フライパンの表面に油がなじんでいること」がポイントです。
フライパンは十分に温め、油をしっかりなじませてから調理を開始してください。鉄フライパンは使えば使うほど表面に油がなじんで、こびりつきにくくなっていきます。使い始めで油が十分になじんでいないうちに調理をする場合は、キッチンペーパーなどで特にしっかり油をなじませるようにしてください。
また、餃子・卵料理・焼きそば・チャーハンなど油分の少ない食材を調理する場合は、ある程度の油量が必要です。調理に適した油量をお使いください。
ガスの場合は中火で、IHの場合は[弱]から徐々に加熱を始め、うっすら油煙が見える程度(手をかざして十分に温かい状態)になってから油を入れ、調理を始めてください。
加熱しすぎた場合は、油を入れる前に弱火にするか、いったんフライパンを熱源から降ろして温度を下げてください。
鉄フライパンの調理時に油は必ず必要です。
フッ素樹脂コーティングのように少量の油しか使用しないと、こびりつき・焦げやすくなります。食材や調理内容に応じて、油はしっかり引いてください。
予熱が足りない可能性があります。卵のように食材自体に油分がない場合は、油を多めに入れてください。
卵を入れた後は、弱火に落としてください。目玉焼きを取り出す際に剥がしにくい場合は、端から菜箸やターナーを差し込んで剥がしてください。
食材に油分があるものでも、必ず予熱後に油をしっかり引いてください。油が不足していると、こびりついて焦げる可能性があります。
また、食材を入れた後中火のままにしていると、温度が上がり過ぎる可能性があります。その場合はいったん弱火に落とし、様子を見ながら中火までの間で調整してください。
酸・アルカリの強い食材(トマトなど)や、調味料を使うと、フライパン表面が変色したり、料理が黒っぽく変色することがあります。調理後の料理は速やかに別の容器に移し替えてください。
また、食材の酸などで油膜や酸化皮膜が剥がれてしまうので、腐食を防ぐためになるべく早めに洗浄し、必ず「油ならし」をしてください。
フライパンの中に料理を入れたままにすると表面の油膜や酸化皮膜が剥がれて、食材が鉄臭くなったり、黒い色がつくことがあります。調理後はすみやかに別の容器に移してください(お召し上がりいただいても問題ありません)。
また、洗浄後は必ず「油ならし」をしてください。
スーパー鉄は多量の油を使っての「油返し」は必要ありません。
ご使用時は中火で1~2分予熱し、調理に必要な油を入れ、キッチンペーパーなどで十分になじませてからお使いください。
通常、鉄フライパンはサビ防止のため、油を塗って保管する必要がありますが、スーパー鉄は窒化加工をしているため油を塗らずに保管をしても大丈夫です。
洗った後、水気を拭き取りよく乾燥させ、そのまま収納してください。
錆びにくい窒化加工を施しているので必要はありませんが、薄く塗っていただいても問題ありません。
通常のお手入れに洗剤は必要ありません。
頑固な汚れや油汚れがひどい場合は台所用中性洗剤をご使用いただいてもかまいませんが、せっかくなじんだ油が洗い流されてしまいますので、洗剤を使用した場合は再度「油ならし」をおこなってください。
フライパンでお湯を沸かして温めた後、少し時間をおいて焦げつきが少し浮いた状態になったら、たわしや少し硬めのスポンジでこすり洗いをしてください。
フライパンでお湯を沸かして温めた後、台所用中性洗剤と少し硬めのスポンジでこすり洗いをしてください。こすった部分が白っぽくなる可能性がありますが問題ありません。
洗浄後は必ず「油ならし」をしてください。
ひどい焦げつきなどの場合はご使用いただいても問題ありません。
ご使用後は必ず「油ならし」をしてください。
油膜や酸化皮膜が剥がれている状態ですが「油ならし」をすることで問題なくご使用いただけます。
窒化加工はフライパン自体を硬化させているため、変色が起こっても剥がれることはありません。
色が変わった部分は元には戻りませんが、徐々に焼き色がついてきますので問題ありません。
油がなじんでいない状態でフライパンの表面を擦るとグレーや黒の粒子が付着することがあります。これらは鉄の粒子や酸化皮膜で人体に害はありません。油膜ができてくると徐々に目立たなくなるのでご安心ください。
フライパンの内側全体に行き渡る程度の多めの油を入れることで失敗しにくくなります。
油を入れて弱火にかけた後、時々油を全体的に回すように動かすと、油の焼きつきを防ぐことができます。
「油量が少ない」「火力が強い」「加熱時間が長かったため油が焼きついている」などの可能性がありますが、そのままご使用いただいて問題ありません。
ご使用いただく中で、少なからず油の焼きつきは発生します。
油膜や酸化皮膜が剥がれるような状態(洗剤を使った洗浄・焦げつきを強くこすって白くなった場合・食材によって変色が起こった場合など)には、必ず「油ならし」をしてください。
スーパー鉄の使い方については、こちらをご覧ください。
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