すぐに火を止め、蒸気を完全に抜いてから、
をもう一度確認してください。
圧力表示ピンが上がりにくい場合はまず火を止め、取扱説明書のトラブル対処法に従って点検してください。
フタが完全に閉まっていますか?
→ カチッというまでフタを閉めてください。
ゴムパッキングは正しくセットされていますか? 物が挟まっていませんか?
→ ゴムパッキングをセットしなおしてください。
ゴムパッキングに亀裂が入っていませんか? 劣化していませんか?
→ 新しいゴムパッキングに交換してください。
圧力表示ピンとバルブキャップが緩んでいませんか?
→ ドライバーで締め直してください。
安全弁が劣化していませんか?
→ 安全弁のゴムが変色し、弾力がなくなっているようなら交換時期です。お預かりして点検・交換いたしますので、販売店または弊社までご連絡ください。
センターバルブの「センタースプリング」をセットし忘れていませんか?
→ 解体して洗浄したときに紛失しているかもしれません。
室温が低いときなどは、火を弱めすぎると圧力表示ピンが少しずつ下がってしまうことがあります。この場合はもう一度火を強くし、レベル2に上がったことを確認してから少しずつ弱火に調節してみてください。
始めから強火は用いず、中火で加熱し、圧力表示ピンがレベル1に上がったらすぐ、極弱火にします。この状態で約5~10分間はレベル1に固定することができます。
いいえ。材料が増えても減っても加圧時間や蒸らし時間は同じです。
違うのは圧力鍋を火にかけてから圧力表示ピンが上がり始めるまでの時間です。
この場合、(1)材料を入れすぎた、(2)火力が強すぎた、(3)煮汁にとろみがついていたなどが考えられます。
いずれの場合でも、まずは一度火を止め、圧力を下げ、圧力表示ピンが完全に下がったのを確認してから、フタを開けます。材料が多いようなら減らし、火力が強ければ火力を下げ、とろみがついている場合は加圧せず、フタを開けて普通の鍋と同様に調理してください。
熱に反応して急激に発泡する重曹はたいへん危険です。
また、油も熱が加わることでセンターバルブに吹き上がり、危険です。このほか小麦粉などを使ったとろみのあるルウを調理する際も、フタをしたままでは使用しないでください。
密閉された圧力鍋は水分の蒸発量が少なく、また野菜などの材料から出る水分も加わるため、レシピの水分量が少なくても素早く柔らかく仕上がります。
しかし適切な時間、火加減を守らずに加圧し続けると水分や煮汁が蒸発し、焦げつきや空焚きの原因となります。
カレーやシチューなど、炒めた材料に水を加えて煮るメニューは、フタをする前に浮いているアクを取ります。
また煮込んだ後にフタを開けて煮詰める場合には、その時点でアクを取ります。
なお、コンニャクは湯通しするか、さっと茹でこぼしてから、ゴボウは酢水にさらすなどしてから調理するのが基本です。
急速に高温(120℃~)で加熱されると白米に含まれるでんぷん質は、薄く灰色がかって見え、半透明のもち状になります。もちろん人体にはまったく無害ですし、栄養面でも問題はなく、風味が落ちるということもありません。
通常のお料理でも同様ですが、食材の乾燥度(固さ)や大きさなどによって調理時間は異なります。
クッキングブックに記載されている加圧時間は、一般的な材料を目安にした計測時間です。煮すぎるよりは煮たりない方が、また味は濃すぎるよりは薄い方が後で調節ができますので、分量、時間ともに控えめに味見などをしながら調理してください。
短時間で加圧をする圧力鍋は煮汁の蒸発が少なく、通常の調味料の量では多少あっさりとした味になるかもしれません。
その場合には下味をつけるなどの工夫をしてください。スティームスタンドを落とし蓋に使ったり、仕上げに煮汁をかけながら煮詰めるなどの方法があります。
ゴムパッキングや安全弁は加熱調理を繰り返すことにより劣化するため、適宜交換が必要です。
特にゴムパッキングは、キズや亀裂が生じた場合も蒸気漏れの原因になりますので、すぐに交換してください。
また、そのほかの部品につきましても取り扱い方法によっては破損することがあります。
その際、専用部品(有償)と交換してください。
圧力鍋の使い方については、こちらをご覧ください。
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